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多職種連携と地域支援体制
医師、歯科医師、薬剤師、看護師、リハビリ職種、ケアマネージャー、介護士などの医療介護従事者が、お互いの専門的な知識を活かしながら、医療と介護の連携強化(多職種連携)をはかり、患者さんやその家族をサポートします。
かかりつけ医
日ごろから患者さんのホームドクターとして、初期治療や病状安定に努めています。また、病気の治療や健康に関する心配ごとなど、気軽に相談できる身近な医師のことです。必要に応じて他の専門医や専門病院などに連絡をとります。
また、在宅医療を支えるのが在宅支援診療所で24時間対応し、他の病院、診療所などと連携を図りつつ、往診、訪問介護などを提供していきます。
病院
急性期病院は、病状の重い急性期の患者さんや病状が悪化した患者さんにより高度で専門的な治療を行います。急性期治療後はかかりつけ医、有床診療所、回復期病院、慢性期病院に転院し、継続的な管理を依頼するといった、病院と診療所(病診連携)や病院と病院の連携(病病連携)を行います。 在宅療養後方支援病院は、在宅にて療養をされている患者さん、そのご家族を24時間体制で支える病院です。
歯科診療所
寝たきり、または、それに準ずる方が歯科診療を受けることを目指してサポートしております。具体的には、入れ歯の修理、作製、調整や歯の詰め物、かぶせ物を含む一般歯科診療です。また、口腔ケアも行っています。くわしくは、各務原市歯科医師会ホームページからご覧いただけます。
調剤薬局
住み慣れたところで、安心して自分らしく生活ができるように、地域密着した健康情報の拠点と適切な服薬支援を行っています。通院が困難な患者さんには薬のお届けや飲み方を指導します。
地域包括支援センター
高齢者を総合的に支援する拠点で、市内7か所に設置され、社会福祉士・保健師・または看護師・主任ケアマネージャーの資格を持つ職員が、ご本人やご家族の生活上の相談などに応じ、各種保健福祉サービスの内容などを紹介し、関係機関との調整などを行います。
市内7か所の包括支援センターは、「各務原市医師会ホームページ」と「各務原市生活支援マップ~在宅支援ガイドブック~」からご覧いただけます。
高齢化が進むなか、病気を持ちつつも自宅等の住み慣れた場所で療養し、安心して生活が営めるようにするため、地域における医療・介護・地域支援が連携して、見守り、包括的かつ継続的サービスの提供を行うことです。
在宅医療・介護連携支援室「ゆい」
【概要】
在宅医療・介護連携支援室「ゆい」は、医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者の方が「住み慣れた地域で自分らしい暮らし」を最期まで安心して続けられるよう、医療・介護の関係者が連携し、切れ目のない支援を提供できる体制づくりを進める公的機関です。
【主な機能・取り組み内容】
- 切れ目のない医療・介護の提供体制の構築
退院支援、日常の療養支援、急変時の対応、看取りなどのさまざまな場面で、地域の医療・介護関係者と協働し、連携の基本となる仕組みやルールづくりを行います。 - 医療・介護関係者の情報共有支援
連携に必要な標準的な情報共有ツールを整備・提供し、多職種が適切なタイミングで情報を共有できる環境を整えます。 - 在宅医療・介護連携に関する相談支援
医療・介護関係者や地域包括支援センターなどからの連携調整・支援に関する相談に対応し、必要な情報提供や関係者間の調整を行います。
【連携推進コーディネーターの配置】
各務原市では、社会福祉士・看護師・介護支援専門員等の専門職を「コーディネーター」として配置し、地域の医療・介護関係者への情報提供や相談支援、連携調整を行っています。
【普及啓発活動】
市民に対する啓発活動として、自分らしい暮らしとこれからの人生について考える各務原市人生アルバム(人生会議)ワークショップ開催や、人生アルバム活用講座等を企画・実施しています。
